メンテメモ:冷凍冷蔵システム各機器のご案内
ユニットクーラー(パナソニック) |
1. フィンコイルの汚れ 裏側より汚れを見ます。埃がついている場合は、薬品洗浄をお勧めいたします。庫内のにおいの原因となり、食品衛生上よくありません。 2. ドレン排水チェック 通電・通水を見ます。ドレン配管が凍っていると庫内にドレン水が落ちます。 3. ドレン板チェック ドレン板が変形していないかを見ます。変形具合により交換が必要になります。 * 電子サーモスタット(※1) 庫内温度をチェックします。1日、数回の霜取時は、庫内温度が上昇しますが、故障ではありません。所定温度にならない場合は、ユニットクーラーの霜付など、冷却システムの異常が考えられます。 4. 霜取状態 コイルの裏側を見ます。夏季にドアを開けっ放しにした場合、氷がつきやすくなります。手動で霜取り(※2)をかけてください。 |
空冷式屋外設置型スクロール冷凍機(三菱電機) |
1. コンデンサーの汚れ 通常でも1年に1回は薬品洗浄をお勧めします。冷凍機の運転率の軽減になり電気代も安くなります。 2. 運転音の確認 一定の騒音があり適当に止まっていることが必要です。 3. オイルゲージの確認(※3) グラス内にオイルが見えることを確認します。オイルが見えない場合は、危険信号です。 4. 圧力確認(※4) 冷媒ガス量・運転状態のチェックをします。ガス不足の場合は追加充填します。 5. サイドグラスの冷媒ガス 冷媒ガス量・水分含有量をチェックします。きれいな透明な状態であればOKです。 6. ドライヤーの確認 詰まり気味のときは、霜がつきます。 |
プレハブパネル(日軽パネルシステム・ソーゴ) |
1. 庫内圧力調整弁 庫内側に雪氷が付きやすい部分です。定期的に雪を取ることをお勧めします。極端に付く場合は、ヒーターが切れている場合もあります。 2. ドアーヒーター ドアー枠が冷たくなければOKです。ヒーターが切れているとドアーのパッキンがすぐ悪くなります。 3. ドアーラッチ しっかり閉まるか確認します。簡単な緩みならドライバーで調整できます。バネが折れていれば 即交換です。(交換時期 1回/5年~10年)※安全押し棒もチェックしてください。 4. ドアーパッキン 切れていれば、パッキン交換の時期です。 5. ズリゴム 汚れて切れていないか。切れていると結露がひどくなります。 |