冷凍冷蔵設備での代表的なクレーム及び対策状況
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コンプレッサー分解修理ピストン廻りの劣化・摩耗により冷凍能力が低下。7年〜10年以上経過した冷蔵機に多い状態。
バルブ・Oリングなど交換すれば、直ることもあるが、交換のほうがコスト減になることもある。
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冷却器ドレン板氷結冷却器のクレームでの代表的事例。冷却器の除霜後のドレンが凍った状態。タイマー不良、デフロスヒーター不良、ドレンヒーター不良。排水管詰まりなどが原因である。
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オーブンケース内冷媒ガス漏れ冷媒配管の振動・こすれなど・腐食等により、冷媒ガス不足が起きる。
冷却不良と同時に冷却コイルの霜付きを併発する場合が多い。
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マグネット交換コンプレッサー、冷却ファン類の発停頻度により接点の摩耗が進む。
定期的に交換することで、突然の修理を未然に防ぐことができる。
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冷却器内部品交換霜取終了サーモ、電磁弁、膨張弁等の部品交換状況。振動、劣化、動作不良庫内薬品(酸)などによる腐食などが原因である。
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天井内冷媒配管亀裂天井内冷罵追い配管の亀裂による冷媒ガス漏れが発生。冷却不良、冷却コイル霜付が発生。
施工時のベンダー曲げ加工の失敗や振動などによって起こる。
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冷媒ガス回収状況冷媒サイクル部品交換時などに行う作業工程。
専門の技術者にて行う作業工程。
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冷却コイル内配管損傷冷蔵庫内の薬品(酸類他)による腐食及び冷却器自体の振動などによって発生する。
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オープンケース内配管損傷冷媒配管の振動、支持金物不良により発生。
冷媒ガスとともに冷凍機オイルも流出することが多い。